【レビュー】ヤリスクロスはおすすめのコンパクトSUV

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悩んでる人

ヤリスクロスってどう?おすすめ?

ヒデハル

こういった疑問に答えます。

わが家では、2020年の9月にトヨタのヤリスクロスを購入し、同年12月に納車されました。本記事を書いている時点で4年以上が経過。

本記事では、そんな私がヤリスクロスを試乗したときの感想、そして購入後に感じたメリットデメリットを詳しく解説しました。

結論を先にいっておくと、ヤリスクロスはおすすめ。ハイグレードになるとそれなりの価格はしますけど、支払う価値は充分にあります。

ヤリスクロスの購入を検討されてる方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ヤリスクロスを購入前に試乗したときの感想

ヤリスクロスに試乗したときの感想を紹介します。
試乗車は、ハイブリッド/2WD/Gグレード。

ヤリスクロス 外観の感想

外観は、全体的に丸みをおびたデザイン。フロントは、最近ありがちな威圧感のある顔ではなく、おとなし目。嫁さんには好印象でしたね。

地面からの車底まで高さがあって、SUVらしさがよく出ています。バックのデザインはハリアーみたいでカッコいいなって思いました。

ヤリスクロス 内装の感想

メーター類は洗練されて良い感じ。ハンドルの合皮の感じが気持ちよく、高級感を味わえます。パーキングブレーキが自動なのがうれしい。

シートは、座り心地や色合いは普通って感じ。なお、最上級のZグレードはベージュの一択で、ちょっとダサいかもってこのときは思いました。

参考:ベージュのシートは落ち着いてて、これはこれでありだなって今は思っています。

後部座席はちょっと狭い気もするけど、嫁さんや娘いわく、「これなら及第点」。

ヤリスクロス 試乗時の感想

運転席からの見晴らしは良好でさすがSUVって感じ。ボンネットの左右の端がちょっとこんもりしてて、視界に少し入ってくるのが気になりました。

ハイブリッドの動き出しは静かで、スピードが出るとエンジンに切り替わります。わりと急な坂道でも楽に走れました。

エンジントルクでいえば、日産キックスのe-POWERに軍配が上がるでしょうけど、そんなにスピード出さない方や街乗り中心の方であれば、充分なパワーです。

私が購入したヤリスクロスの詳細

私が購入したヤリスクロスを参考までに紹介します。

私が購入したもの
エンジンハイブリッド
駆動2WD
グレードZ
ボディカラーグレイッシュブルー
メーカーオプション・ブラインドスポットモニター + リヤクロストラフィックオートブレーキ
・アドバンストパーク(パノラミックビューモニタ付)
・フルLEDヘッドランプ, リアランプ
・ハンズフリーパワーバックドア
・シートヒーター
ディーラーオプション・アクセサリー・フロアマット(ベーシック)
・カットフィルム(スモーク)
・ETC車載器(ビルトイン)
・アームレスト(肘掛け)
・T-Connectナビキット
・ドライブレコーダー
値引き額10万

レビュー:ヤリスクロスの良い点

ここからは、ヤリスクロスを購入後、実際に使ってみたうえでの口コミ・レビューを紹介します。カタログや公式サイトには載ってない生の声ですので、参考になるでしょう。

まずヤリスクロスのメリットから。
以下のとおり、メリットは盛りだくさん。読むのは大変かもですが、それだけヤリスクロスがおすすめってこと。

長所:デザインが洗練されている

ヤリスクロスのメリットは、デザインが洗練されていること。
派手すぎず、地道すぎず、洗練されていい感じ。4年以上乗ってますが、今だにこのデザインを気に入ってます。

長所:街乗りにちょうどいいサイズ

ヤリスクロスのメリットは、本体サイズが街乗りにちょうどいいこと。
お子さんを何人も乗せるご家庭でなければ、これぐらいの全長がちょうどいいです。駐車もしやすいですし。まさにグッドサイズのコンパクトSUV!

長所:座席が高く乗り降りが楽チン

ヤリスクロスのメリットは、座席が高くて乗り降りが楽チンなこと。
腰痛もちの私にはウレシイかぎり。この乗り降りのし易さはSUVの利点ですよね。

長所:トヨタ最新の安全機能で安心

ヤリスクロスのメリットは、トヨタ最新の安全機能と先進技術がつまってること。
「Toyota Safety Sense」という5つの予防安全パッケージが標準装備されています。

オプションのブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックオートブレーキをつければ、死角もカバー。ドライブの心強い味方になってくれます。

長所:分割デッキボードで収納よし

ヤリスクロスのメリットは、分割デッキボードで収納がスッキリすること。
ヤリスクロスの荷室には「6:4分割アジャスタブルデッキボード」がありまして、これがとっても便利です。

長所:サイドミラーの視認性がよい

ヤリスクロスのメリットは、サイドミラーが見やすいこと。
サイドミラーが大きくて視認性が良好なので、車線を変えるときや左折するときに安心です。

長所:サイドブレーキの操作が不要

ヤリスクロスのメリットは、サイドブレーキやフットブレーキの操作が不要なこと。
電動パーキングブレーキ&オート機能付きなので、パーキングブレーキボタンすら触る必要がありません。なんとも楽ちん!

長所:停止時にブレーキを離せる

ヤリスクロスのメリットは、停止時にブレーキを離せること。
「ホールド」スイッチをONすれば、停止時にブレーキから足を離しても前に進みません。右足の疲れが軽減します。

ちなみに日産セレナの同機能は、エンジンブレーキが効きすぎてイマイチでした…。その点ヤリスクロスのホールド機能はかなり快適!

長所:流行りのSOSボタン付きで安心

ヤリスクロスのメリットは、SOSボタン1つ押すだけで、提携するオペレータにつながること。
昨今のあおり運転被害の急増を受けて、注目が集まってるこのボタン。事故でパニックになっても、このSOSボタンがあれば安心です。

長所:スマホから音楽をかけられる

ヤリスクロスのメリットは、スマホから音楽をかけられること。
ディスプレイオーディオとBluetoothでつなげば、スマホの音楽を車内オーディオでサクッと聴けちゃいます。

長所:低速時のエンジン音が超静か

ヤリスクロスのメリットは、ハイブリッド車なら低速時のエンジン音がとても静かなこと。

長所:アラウンドビューで駐車が楽

ヤリスクロスのメリットは、360度を見渡せるモニターで、駐車が楽になること。
なお、トヨタでの正式名称は「パノラミックビューモニター」で、全モデルともオプションです。

長所:最先端の自動駐車を味わえる

ヤリスクロスのメリットは、最先端の自動駐車を味わえること。
「アドバンストパーク」と呼ばれるハイブリッド車だけのオプションで、体験したときはマジ感動しました。バックで駐車するのが苦手な方はお金を払う価値あり(注意点は後述)。

長所:バックドアを足で開けられる

ヤリスクロスのメリットは、足をかざすだけでバックドアを自動で開閉できること。
「ハンズフリーパワーバックドア」というオプションで、両手が荷物でふさがっているときに便利です。

そんな場面がどんだけあるの?っていうツッコミもありますが、いいんです。自己満足の世界ですから笑。

長所:シートヒーターで暖房がほぼ不要

ヤリスクロスのメリットは、シートヒーターですぐに暖まること。
ONして2分ほどで座面と背もたれがホッカホカ! 寒がりな私がほとんど暖房をつけなくなったほど。Zグレードは標準装備で、Gグレードはオプションです。

長所:座席位置を自動で調整できる

ヤリスクロスのメリットは、座席位置を自動で調整できること。
Zグレードだけの機能でして、座席横についてるボタンをさわれば、座席の位置・角度を電動で調整してくれます。夫婦どちらも運転する方におすすめ。

長所:ガソリンがレギュラーで維持費が安い

ヤリスクロスのメリットは、ガソリンがレギュラーで安いこと。
前の車がフォルクスワーゲンでハイオクだったので本当にうれしい。

レビュー:ヤリスクロスの気になる点

ヤリスクロスのデメリットを解説します。

以下のとおり、デメリットは割とたくさん…。
辛口ですけど、トータルの感想は「おすすめ」ですので、誤解なきように。汗

欠点:エンジンボタンの位置が微妙

ヤリスクロスのデメリットは、エンジンボタンが押しづらいこと。
ハンドルの左にあるんですが、どう考えても右でしょ…。

欠点:車の中からドアを開けづらい

ヤリスクロスのデメリットは、内側からドアを開けづらいこと。
ドアノブが、ドアの真ん中あたりで、さらに奥まったところにあるので、なんとも開けづらい。誤操作を防ぐためなのか、デザイン上なのか。う〜んって感じ。

欠点:ウィンカーの音が割とチープ

ヤリスクロスのデメリットは、ウィンカー音がチープなこと。
前に乗っていたフォルクスワーゲンは落ち着いた音だったので、やや気になります。ポップな音ともいえますが笑。

欠点:坂道ではエンジン音が大きい

ヤリスクロスのデメリットは、坂道ではエンジン音が大きいこと。
「トルクが大きくて坂道も静か〜」を売りにしている車に比べれば大きめってほどですが。ハイブリッド車であっても、坂道ではガソリン走行になるので同じこと。

欠点:収納ボックスの数が少ない

ヤリスクロスのデメリットは、収納ボックスの数が少ないこと。
ま、これはデザインや本体サイズとの兼ね合いもあるので欲張りすぎかもしれません。

欠点:バックドアの開閉音が大きい

ヤリスクロスのデメリットは、バックドアの開閉音が大きいこと。
結構な音でびっくりします。ただし対処法がありまして、ディーラーに行き、開閉中の音をオフにしてもらえばOKです。メカニックがPCをつないで5分ほどで完了します。

※オフにできるのは開閉中の音だけで、最初の音はオフできません。

欠点:バックドアが自動で開かない

ヤリスクロスのデメリットは、オプションの「ハンズフリーパワーバックドア」の感度が悪いこと。
足の出し入れだけでバックドアが自動で開閉する機能なんですけど、購入時の成功率は20%くらい…。

お店に相談したら、メカニックがパソコンをつないでセンサーの感度を2段階上げてくれました。それでようやくマシになりました。

なお、成功率を高めるコツは、足をなるべく中央寄りの高い位置に、1秒以内で出し入れすること。

欠点:自動駐車は段差があるとダメ

ヤリスクロスのデメリットは、オプションの自動駐車機能(アドバンストパーク)が段差に弱いこと。

例えば、道路から家の駐車場に入るときに段差があると、バック時にヤリスクロスが立ち往生…。ホームセンターで段差をなくすグッズを買えばうまくいくかも。

ヤリスクロスのおすすめのボディカラー

ヤリスクロスのボディーカラーについて解説します。

グレイッシュブルー

わが家が購入したのはボディーカラーがこのグレイッシュブルーです。実際の色あいは、以下の写真をご覧ください。※マイカーです。

これまでの所有車のカラーが赤と白でして、次はブルーと決めていたのもあるんですけど、実際に店頭で見たときに、好印象だったので迷わずこの色に決めました。

派手すぎず地味すぎず、ありそうで無い色で、約4年経った今でも気に入っています。

ちまたでは、グレイッシュブルーはダサい、地味、暗いなんて口コミもあるみたいですけど、わが家はみんなお気に入り!

ホワイトパールクリスタルシャイン

このカラーは街なかでよく見ますね。白と黒のコントラストがキレイですよね。前の車が白でなければ、たぶんこのカラーを選んでいたでしょう。

シルバーメタリック

ホワイトパールクリスシャインと同じくらい街なかでよく見るカラー。実際に見るとかなり濃いめのシルバーなので、ご留意を。

ベージュ

街なかでは2台しか見たことはないですが、やわらかい色で私は好きですね。

ブラスゴールドメタリック

これまで3台ほど遭遇しましたけど、このカラーはかなりのインパクト! ちなみにこの3台は、いずれも高齢のご夫婦が乗ってました。

ヤリスクロスのおすすめグレード:2WDのZグレード

ヤリスクロスのグレードの種類

ヤリスクロスのグレードには何があるのか、整理しましょう。

エンジン駆動グレード
ガソリン2WDZ
G
X
4WDZ
G
X
ハイブリッド2WDZ
G
X
4WD(E-Four)Z
G
X

全部で12とおり。

グレードは上から、Z→G→Xの順。
ハイブリッドの4WDは、メカニカルな4駆じゃなくて、電気制御によるもの。

う〜ん、こんなにあったら、そりゃ迷いますよね…。

私が購入した2020年当時、一番人気は「Gグレード」だった。

おすすめのグレードは2WDのZグレード

結論をズバリ言いましょう。

おすすめは、2WDのZグレード!

「最上級グレードだからおすすめなのは当然でしょ。。」というツッコミが来そうですが、私もかなりお金はキツかった…。悩んだ末にZグレードにしたんです…。

次にガソリン車かハイブリッドかですけど、私は「ハイブリッド」にしました。
ただし予算次第では、ガソリン車でも全然よいと思います。

というわけで、ここからは上記をおすすめする理由を説明しましょう。

4WDよりも2WDをおすすめする理由

この理由はとってもシンプル。
4WDが必要なのは、山道とかガタガタ道とか、いわゆるオフロードを運転する人のみです。

街なかを運転する人が4WDを選んでも宝のもちぐされで、価格が高くなるだけ…。

2WDにすれば、選択肢は12→6コに絞れましたね。

X・GよりもZグレードがおすすめする理由

ここが最も難しいですよね。
でもZグレードをおすすめするのはなんとなくじゃないんですよ。私かなり調べましたので。

 一番下のXグレードをやめた訳

それは、以下のおすすめオプションをつけられないからです。

  • ブラインドスポットモニター&リヤクロストラフィックオートブレーキ
  • ハンズフリーパワーバックドア
  • シートヒーター

ポイントとなるのは、上記3つはメーカーオプションなので、後でつけようと思ってもできないってこと。
なので、後で後悔しないように、一番下のXグレードは外しました。

真ん中のGグレードをやめた訳

それは、Gグレードで以下のオプションをつけたら、Zグレードの価格とほぼ変わらないからです。

  • フルLEDヘッドランプ/リアランプ
  • シートヒーター

実をいうと、最初はGグレードに上記2つのオプションをつけようと思ってたんです。

でもカタログ見てたら、これらのオプションって、Zグレードなら標準装備ってことに気づいたんですよね。

急いで計算してみると、こうなりました↓

(ガソリン車)GグレードZグレード
元の価格2,020,000円2,210,000円
シートヒーター31,900円標準装備
LEDランプ71,500円標準装備
合計価格2,123,400円2,210,000円

上記は2020年時点の価格

ご覧の通りで、Gグレードに私のつけたい2つのオプションをつけると、Zグレードとの価格差は190,000円86,600円に縮まりました。

なぬ?ほぼ一緒やん!

いやいや冷静になれ…。8万の差はキツイっしょ…。

迷いながら再度カタログ見ると、こんなことも判りました↓

Gグレードで、オプション「タイヤ16→18インチ&ホイールデザイン変更」をつけると83,600円かかるけど、Zグレードなら標準装備。

やっぱGとZって同じやん!

さら〜に、カタログ見てたらこんなことも判りました↓

GグレードよりZグレードはこんなにスゴイ!
  • シート表皮がグレードアップする
  • メーターが見易くて格好よくなる
  • ディスプレイが4→7インチになる
  • シートアジャスターが電動になる
  • サンバイザーが照明付きになる
  • 助手席にバックポケットがつく
  • ドアや足元を照らすLEDがつく

こんだけグレードアップするなら、、

Zグレードにしないとむしろ損!

こんな分析をして、私はZグレードにしたわけです。もちろん納車して4年たった今も、この選択にしてよかったと思ってます。


グレード選びまとめ
  • ヤリスクロスのおすすめグレードは、2WDのZグレード
  • 1番下のXグレードは、希望のオプションをつけられないので除外した
  • 真ん中のGグレードに、希望のオプション+「タイヤ16→18インチ」をつけると、Zグレードと同じ価格になる。さらにZグレードには魅力的な機能が標準装備なので、Zグレードがおすすめ

ヤリスクロスはハイブリッド車とガソリン車のどっちがおすすめ?

先に結論をいうと、お金に余裕あればハイブリッド車がおすすめ。でもガソリン車でも全然OK。そのあたりを解説します。

ハイブリッド車とガソリン車の違い

ハイブリッド車のメリットは、電気で走るときはエンジン音がとっても静かなこと。あとガソリン車に比べカタログの燃費が良いこと。ただし街乗り中心でドライブ距離が短いと、そんなに燃費は変わりません。バッテリーがたまらず、ガソリンで走る率が高いからです。

対してハイブリッド車のデメリットは、本体価格が高いこと。

よってトータルコストでいば、5年以上乗ると、ようやく両者がとんとんになる感じ。

あの藤トモさんはガソリン車推し

人気モータージャーナリストの藤トモさんは、ガソリン車を推してます。「ガソリン車の方が元気があって、運転の楽しさがある!」とのこと(15:35ごろ)。

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